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若返る筋トレ、老いる筋トレ


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 筋トレをやれば必ず若返る訳ではない。驚きだろうか?普通の人は科学的に『老いる筋トレ』を行っている。


プロのインストラクターであっても、医学の知識を有する者は少ない。特に女子への筋トレ指導は、男子とは全く異なる月経周期』に合わせて科学的に筋トレを行う必要がある


そういった科学の知識が浅いタメ、普通の人は科学的に老いる筋トレを行っている。


私が生徒さん達へ提示しているモノは、当然に『若返る筋トレ』。「マッスル メモリー」を基準に行うタメ、個々人への筋トレ指導は全く異なる。そもそも皆、DNAが異なるのだから画一的な若返る筋トレがある訳がない。



『老いる筋トレ』とは何か?

 それは現在の身体の構成・状態を無視したトレーニング メニューを構築するコトだ。人それぞれ身体の構成・状態は異なる。身体の構成とは「体組成」のコトだ。女子は自分自身の体組成を知らないどころか、スリーサイズさえも知らないコトがある。


身体の状態とは医学的な状態だ。「健康」「未病」「病気」の三段階で大きく診る。がんや性病などの病気は分かりやすいが、「生活習慣病の予備軍」となると怪しくなる。BMIが高い女子は胃腸で炎症を起こしており、健康ではなく、未病。じきに病を発症する。


病気ではないが、お薬を処方してもらっている状態も健康ではなく、未病である。近年、ストレート ネックで有名になった「スマホ病(睡眠障害やぎっくり腰予備軍)」なども健康ではなく、未病だ。


思っている以上に未病、つまり生活習慣病の予備軍は多い。



毎日の筋トレは間違いなく老いる

 このように身体の構成(データ)・状態(病状)を無視して筋トレのメニューを組んでも、その効果は半減したり、逆に悪影響を及ぼす可能性も否定できない。


筋トレで筋力がアップするコトを「筋肥大」というが、この筋肥大には休息日が欠かせない。「別の部位の筋トレなら大丈夫」と毎日、ジムへ通う人が居るが、効果が半減するどころか、実は内臓へ負担を与え続けてしまう可能性がある。休肝日と同じで、全身の筋肉自体をしっかりと休ませなければならない。


この休息日の日数も身体の構成・状態、そして年齢によって変える。


ただハードに筋トレすれば良い訳ではない。なので、普通の人は老いる筋トレを行っている。ボディービルダーで肌艶が本当に良い人は少ない。単純にオーバーワークであり、そもそも健康的な食事をしておらず、偏っている。肌もパサパサな人が多い。故に思っている以上に老化が顔に出る。




では、若返る筋トレとは何なのか?

 それは身体の構成・状態と細胞年齢に合ったメニューである。これは肉体改造のレシピであり、個別で異なる。いわゆる、さじ加減が重要なのだ。女子には月経周期があるので、この各自のリズムに合致させる「仮説と検証」の期間が必要だ。


私はFPなので、通常、顧客の「ライフ プランニング(人生設計)」を考える。経営のコンサルタントでもあるので、クライアント企業の「事業計画」の確からしさをチェックする。当然に、各顧客・各企業に合わせて設計と計画を考える。


こういった技術が普通のインストラクターには無い。医師にも無い。私が高級なのは、こういった各生徒さんのDNAに合致したメニューを考え、成果を短期間で出せるからに他ならない。そして、それは事業計画のように適宜、見直して修正する。これもビジネスの現場で二十年以上も培ってきた経験による賜物である。



絶対に鍛えるべき部位はどこか?

 それは決まり切っている。女子ならば『下半身』と『大胸筋』である。下半身は全身の筋肉の実に七割の容量がある。この下半身の筋肉が衰えるコトで、腹部に贅肉が付き始める。大胸筋はバストアップに欠かせない。


全身ミラーの前で裸になった際に、「胸が垂れてない!張っている!!」「お尻が垂れてない!張っている!!」という事実が、どれだけ貴女の日々の自信を向上させるか?逆に「胸がまた垂れている」「お尻が垂れてシワがまた増えた」という現実が、どれだけ貴女の自信を奪っていくか?


この事実・現実は日々の仕事のパフォーマンス(生産性)へ影響する。故に下半身(主に大殿筋大腿筋群)と大胸筋を“絶対筋トレ部位”としている。



現在の老人たちから学ぶ

 更に下半身の筋力が衰えると「サルコペニア」になり、身体機能が著しく低下し、日常生活を悪化させる。私の母が、私の言うコトを聞かず、筋トレをせずに骨折を繰り返し、痴ほう症となった。


サルコペニアは「転倒リスク」が高まるコトを意味し、スマホを見ながら歩いて頭を打って、寝たきり状態というパターンは若い人でもあり得る。そして「フレイル」という状態に陥り、完全に自由な生活が二度と戻ってこない人生になってしまう。健常な生活の人生の終わりである。


若い女子は脚を細くしようと躍起だが、医学的には大間違いだ。


反対に、太腿やふくらはぎは筋肉で太くし続ける努力が医学的に正しい。何よりも太腿が太くないと下腹部が前に出て、お尻が垂れる。見た目が悪くなる。若い女子は、脚が細いからもしれないが、下腹部が出ていたり、二重アゴになっている細身の子は、このパターンである。これも科学。太腿の筋肉が下腹部を凹ませ、お尻を上げる土台となっている。


さて如何だっただろうか?

医学的に正しい美容・筋トレを行い、医学的に間違っている美容・筋トレを辞めるべきではないだろうか?

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