「貴女のストレス」、把握してる?
- 正法 羽田野
- 9月19日
- 読了時間: 4分

精神的なストレスは老化の主要因子である『活性酸素』を増大させる。それは老いを意味する。
若返りを目指す女子は、日々の活性酸素の抑制(ストレス フリー)を目指す。
では、貴女は一体どんな精神的なストレスを日々、受けているのだろうか?ストレスというのは、一種の“反応・反射”であり、個々人によってストレスに感じるモノには差がある。
貴女自身がストレスになる対象を把握していなければ、対処(活性酸素の抑制)をしようがない。なので、貴女がストレスに感じる対象をリスト化する。
まずは思いつくストレスをひたすら書き綴る
日々のストレスの棚卸しだ。現在の貴女のストレスを書き殴って欲しい。ばっすばっすに殴って欲しい。どぅふどぅふでも良い。箇条書きでも文章でも良い。
できれば、Excelなどの表計算ソフトで記録するのが良い。今後、ストレスに対処できたか?新たなストレスは発生したのか?を把握し、ストレスを管理するコトができるからだ。
最初は分類(ジャンル)とか気にせずに、ひたすらストレスを書き殴る。ある一定量を超えると、分類が見えてくる。それは分類の偏りでもある。「ああ、恐らく職場関係が多いな」「プライベートでも親が多いな」など、人それぞれ偏りが変わる。
その辺りで上か左に、行か列を新たに追加し、分類を作ってコピペで分け始める。
三段階に分けて順序の並び替え
この単純作業を思い付くモノが無くなるまで行い、俯瞰する。そして次に各ストレスに重み付けをしていく。基本は三段階。「①・②・③」や「A・B・C」、「〇・△・×」、「大・中・小」などでも良い。
ちなみに四段階以上はお勧めしない。作業が複雑化し、思考にも負担が掛かり、新たなストレスとなり得るからだ。
次に各ストレスを三段階に分けたら、順序の並び替えを行う。ストレスが大きい方を上や前に持っていく。すると、貴女の日々、感じているストレスの全体像が見えてくる。分類別で比較した時に、三段階の調整があったりもするだろう。自由に貴女のストレスを可視化していく。
楽しい楽しいストレス対処
さて、次は対処法だ。じっくりと貴女の「ストレス表」を眺め、ソイラテでも飲みながら、ゆっくりと対処法を一つひとつ考えていこう。正しさは必要ない。とりあえず、対処法を各ストレスに記していくコトが重要だ。
自分自身で対処できそうなモノ、他者の力を借りないと対処できなそうなモノ、そもそも今の環境を丸ごと変えた方が良いモノなど、多岐にわたるだろう。最初は極悪非道な内容を書いてみても良い。現実にできないと分かれば、冷静に修正したくなってくる。
可能であれば、対処するまでの期限も「()」や新たな行・列で記しておこう。対処期限日(プランニング)だ。貴女の人生の身の周りのストレスを一つひとつ対処し、クリアーにしていく。少しずつ活性酸素を抑制していくのだ。
小さなストレスに気を付けて
気を付けて欲しい点は、大きなストレスよりも小さなストレスの積み重ねだ。大きなストレスは分かりやすいので対処しやすい。一方、小さなストレスは、本当に小さいので「我慢」「辛抱」を選びやすい。
全く気にしなければ、そもそもストレスではないのだが、ストレス表に載っている以上、小さなストレスを警戒していて欲しい。
よく私はコップの水で例える。勢いよく入ってくる水(=大きなストレス)は、すぐにコップが溢れるので「そろそろ一杯(限界)だな」と認識できる。一方、小さなストレスは、ちょろちょろと水が入ってくるので、コップが一杯(限界)になるのに気が付かずに、コップから水が溢れた瞬間(臨界突破の瞬間)、溜まっていた感情が一気に爆発してしまう。
なのでストレス表を眺め、大きなストレスの対処を短期で行い、小さなストレスの対処を中長期で行う。ほったらかしにしない。中くらいのストレスは、大きなストレスにならないように、小さなストレスへと矮小化していく。
書いて終わりにしないでね
如何だったであろうか?ストレス、ストレスとは言うものの、意外にも自分自身のストレスを知らない女子は多いもの。そして、そのストレス群には偏りがあり、大きく分類別にすると、そこまでは多くはないハズだ。
大切なコトは、ストレス対処の「仮説と検証」「フィードバック(修正・改善)」だ。これはPDCAサイクルと同じだ。定期的にストレス表を見直し、どんどん修正・改善していこう。目指すはゼロだ!
何よりも負(マイナス)の感情でストレス対処してはならない。正(プラス)の感情で冷静にストレス対処をしていく。よって、感情的になってはならないのは負の方であって、正の方ではない。正ならば感情的になっても良い。否、それどころか正の感情的は『幸せホルモン』を出すので若返る。
今日からストレスを管理し、若返ろう。


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