舌から老いる【仮説】
- 正法 羽田野
- 10月12日
- 読了時間: 3分
私、金剛は若返りの科学の研究を日夜、行っている。人は何から老いていくのか?科学的には順序(順番)があるハズだ。
現状で私が最初に老いる身体の器官として挙げているのが、『舌』だ。その五つの理由を説明する。
ヒトは口にしたモノから「肉体の全ての材料」を摂取
材料が全く摂取できないと、飢餓で死亡
その材料を基に、「全身のターンオーバー」を死ぬまで継続
材料次第で、全ターンオーバーの“質”と“量”が変化
運動・筋トレの掛け合わせで、「全ターンオーバーの係数」が変化
上記の材料は、食材(水分を含む)に他ならない。口にする際に、そもそもの肉体の材料の良し悪しを決めるのが、舌なのだ。よって舌が若く、ぴちぴちであれば、良い材料を選べる。舌が老いて、よぼよぼであれば、悪い材料を選ぶ。
舌の味細胞=味蕾(ミライ)
次に、貴女の知識の参考となる記事があるので、先に下記を読んでもらいたい。舌に対する簡単な老化の科学が記されている。
この記事では以下の三点に触れている。
味覚細胞(=味細胞・味蕾)
唾液腺
筋肉
一重に、その通りである。では、この三点が老いるのは何故か?右項に記す。
味覚細胞(=味細胞・味蕾):タバコ、アルコール、刺激物、加齢
唾液腺:少ない咀嚼回数、やや硬いモノを噛まない、運動不足、性交渉不足、ストレス、加齢など
筋肉:少ない咀嚼回数、良い発音を心掛けない、運動不足、性交渉不足、ストレス、加齢など
刺激物が舌を老いさせる
二の唾液腺と三の筋肉が老いる原因には共通項が多い。問題は一の味蕾だ。タバコとアルコールは理解できるだろう。三点に共通する加齢も省く。残るは「刺激物」。これが徹底的に舌を老いさせる。
民放のTVでは、尋常ではない辛いモノを芸能人に食べさせる番組があるが、アレは最悪だ。「辛いモノに強い人」というのは、通常、舌が鈍磨している。「辛いモノに弱い人」は、一重に舌が鋭敏な人と言える。
舌が鈍磨している、というコトは、舌が老いているコトに他ならない。舌が鋭敏というコトは、舌が若いというコトだ。当然、辛過ぎるモノは胃腸にも悪い。内壁が老化原因の一つ『炎症』を起こすからだ。
超加工食品を避けよ
だが、現代人が最も注意を向けるべきは、『超加工食品(冷凍食品やコンビニ弁当など)』である。超加工食品は、老化の筆頭だ。
超加工食品の味に慣れてしまうと、味蕾は減退(=鈍磨)する。コーラなどの「清涼飲料水」もそうだ。貴女が思っている以上に、清涼飲料水には砂糖(糖分)は入っており、それ以外の舌にとって有害な物質が多く含まれている。安心なのは、水とお茶のみと知る。
結局のところ、舌を鈍磨させていくと、身体の材料の質と量が劣化し、全ターンオーバーに支障を来す。これでは若返るどころか、老いる。
調味料で慣れた舌は、「ホールフーズ(素材そのもの)」の味を「薄い」または「味が無い」と感じ、ポテトチップスなどのお菓子を多量に摂取し、糖化・酸化・炎症を亢進させていく。
肥満の人が典型だ。
故に、舌が最初の老化の器官と言える。
貴女の舌を大切にしよう。




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