「奴隷階級」から抜け出す『簿記・会計』
- 正法 羽田野
- 4月7日
- 読了時間: 3分
令和七年時点で、日本人には2つの階級が存在する。
奴隷階級:肉体労働(知識労働を含む)をし続けなければ生きていけない人たち
自由階級:肉体労働も行うが、主に資産運用(不労所得)で生きている人たち
これは元・外交官の馬淵睦夫さんが提唱している「新共産主義社会」に他ならない。
奴隷は実質的に自分自身の時間を切り売りしている。自由人は言葉の通り、時間を自由に使える。この両者の人生の違いは大きく、人生百年時代ともなれば、両者の差は雲泥の差となる。
では奴隷は一生奴隷なのか?
答えはNoだ。現在、奴隷階級の身分であったとしても、自由階級の身分へと出世する事ができる。
それを可能にするのが『簿記・会計』である。
自由人は奴隷よりも数字に強い。何に資産性があり、各資産を比べた場合により利益率が高い資産を選んで運用している。
経営コンサルタントや税理士、公認会計士、FP等のプロフェッショナルを雇っている点がポイントだ。
いくらプロフェッショナルを雇っても、簿記・会計の仕組みが分かっていなければ、その時に最適な意思決定はできない。悪意ある証券マンに騙されるのがオチだろう。
今まで貴女はいったい何にお金を使ってきたのか?
そもそも日々の貴女の費用・投資を数字でチェックできなければ、一生奴隷コースであるのは確実だ。何故ならば、「費用対効果」「投資対効果」が分からないまま20代・30代・40代を過ごしているからだ。
対効果は数字で判断する。
その数字が分からないので、貴女が今までの人生で何に幾らを費用(投資)として使い、リターンが幾らあったかを把握できない。これは痛恨だ。
奴隷階級の人たちは、基本的に費用対効果と投資対効果がマイナスになっている、と言える。
根拠は「現預金」だ。
二つの対効果でプラスの結果が出ている場合は、年を重ねた分だけ現預金が増え続ける。
世の中の一千万円を超える所得があっても、現預金が少ない人たちは、まさに対効果がマイナス(またはゼロ)なのだ。
簿記三級を目指す
お金を使ったら費用でも投資でも、その後をチェックする必要がある。そのチェックをする際に、国際標準であるのが簿記・会計(複式簿記)なのだ。故に簿記・会計ナシで奴隷階級から自由階級に出世する事はあり得ない。
あったとしても、簿記・会計の知識が無ければ、必ず人生百年時代のどこかでつまづく。貴女が最初に学ぶべきは「簿記三級」だ。
そして会計クラウドの「freee」を使い、簿記・会計のセンスを日々、磨いていく。
簿記三級の知識があれば、YouTubeにある簿記・会計、そして税務に関する専門家の動画は理解しやすくなる。
だから簿記・会計の知識を学習する事を始められたい。今からでも遅くない。いや、今からだからこそ、今までのお金の使い方を反省できる、というものだ。
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