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「卵子の老化」は厄年が目安

 卵子が老化するコトは学校で教えるべきだろう。女性の卵子は女性が、まだ母親のお腹の中の胎児の段階で作られる(卵祖細胞)。その卵子の数、およそ700万個。実は、この時は女性の卵子量のピーク(最大量)だ。


出産して誕生する時には、三分の一未満の200万個にまで卵子量は減る。


そして第二次性徴の「初潮(12才前後)」の時には、20万個まで激減する。そこから毎月、およそ1,000個の卵子(原始卵胞)が起きて育ち、その中から1個の「排卵」用の卵子が決まる。


20万個あった卵子は残り1,000個を切るまで毎月排卵を繰り返し、1,000個を切った時点で閉経(平均はアラフォー)となる。



貴女の卵子は「みかん箱」

 「日本産科婦人科学会」が認定する産婦人科専門医・浅田義正 医学博士は、初潮時の20万個の卵子を“みかん箱”に例える。


これは確率論だが、10代後半~20代前半のみかん箱は、フレッシュで質の良いみかん(卵子)に当たる確率が高い。だが、年々、月経周期を繰り返していくと、みかん箱の鮮度は落ち、絶対数が減っていくので、質の良いみかん(卵子)を当てる確率も減っていくというものだ。


但し、年数が経ったみかん箱でも、生まれてくる子どもの質には関係が無い。何故ならば、1,000個の中から1個の排卵用卵子を選ぶ基準が「大きさ(量)」だからだ。質で選んでないので、年数が経っても大当たりのみかん(卵子)が残っている場合もあり得る。




自然妊娠の場合の「妊娠しやすい日」

 どの年代も排卵の2日前が最も妊娠しやすい。全体として妊娠しやすい期間は、排卵の5日前~排卵当日まで。ここで年代別にも妊娠しやすい確率を見てみよう。


19~26才=50%以上

27~29才=40%程度

30~34才=30%後半

35~39才(男性が同年齢)=30%程度

35~39才(男性が5才年上)=20%程度


©プレジデントオンライン
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厄年で見ると「32・33・34才」の前本後厄は、自然妊娠の確率が30%台の最後のチャンス、「36・37・38才」だと、20%~30%の最後のチャンスとなる。これは事実上の自然妊娠の最後のチャンスとも言える。


これ以後は、「体外受精」などとなる。


年代によって妊娠率が変わる理由が、「卵子の若さ」だ。無論、「精子の若さ」も関係があるが、上図の34才以下は男性の年齢が考慮されていない。つまり、純粋に卵子の若さによって妊娠率が減るコトを意味している。



経年劣化する卵子を食い止める


©Unisex column
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 これは至って単純である。卵子の若さは、母体である貴女の肉体の若さに他ならない(少なくとも顔の若さではない)。ならば、おなじみの『食事・運動・筋トレ』の三点セットだ。特に「骨盤底筋」がものを言う。


上図でも26才までは筋肉量・骨量が普通は最も多い。だから妊娠率が高い。


金剛は女子の老化の節目を「24才・29才・34才」と主張している。筋肉量・骨量は筋トレを始めた年齢から維持できる(実際には若い細胞の維持)。24才から骨盤底筋を中心とした筋トレ(スクワット・バーベルスクワット)を始めれば、24才の妊娠率をキープできる可能性が高い。


これは筋トレと「ミトコンドリアDNA」が関係しているためだ。卵子の中にも当然にミトコンドリアDNAがある。貴女の中にあるみかん箱の鮮度を保つ方法が食事・運動・筋トレであり、真っ先に筋トレ、次いで運動、そして食事で若返らせていく。


そう、若い卵子を保存するのだ。

いつ子どもを欲しくなっても良いように。

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